名古屋市立北高等学校サッカー部

名古屋市立北高等学校サッカー部の活動を報告します。

2021/4/17(土)支部総体vs春日井

0-1

大雨の中の総体初戦となった。
雨の日はボールが転がらないため、いかに多く相手コートにボールを蹴りとばし、いかに多く相手コートでボールを奪い返せるかがポイントとなる。
今年の選手たちはその戦い方を理解し、徹底してやりきる技術と気持ちの強さがあったため、期待のかかる中での初戦となったが、結果は残念なものとなった。ディフェンスラインの背後に蹴られたボールを上手く処理できず、一瞬のすきをつきドリブル突破する相手をとめることが出来なかった。前半から相手コートにボールを運び、前線からハードに守備ができ、うまく押し込むことができただけに、得点が出来なかったことが悔やまれる。
終始こちらペースで相手ディフェンスを脅かすことはできたが、結果としては1チャンスをものにした相手が勝利をつかんだ。
コロナでなかなかサッカーが出来ない中、サッカーに上手く集中しにくい環境で、紆余曲折ありながらもここまでたどり着いた3年生には早すぎる引退となった。
様々あったが、そのパワーがチームとして噛み合えば大きな力を発揮できると確信していただけに、その持つ力を存分に発揮する機会が少ないまま高校サッカーを終えることについては気の毒に思う。
ただ、いろいろなことを乗り越えたこの一年間は彼らにとって成長につながる期間だったように思う。選手権まで続ける選手も、ここで一区切りつける選手も、これまでの経験を生かして、次のステージで活躍してほしい。
ここまで戦ってくれた3年生へのリスペクトを忘れずに、新チームの選手たちには頑張ってもらいたい。