名古屋市立北高等学校サッカー部

名古屋市立北高等学校サッカー部の活動を報告します。

2018/8/17(金)地区選手権vs桜台

0-1

北高ペースでゲームが進む中、なかなか得点が決まらなかった。
それでも、落ち着いてやろう、と声をかけあいながら、やってきたことを信じて続けようとする、頼もしい戦い方が出来た。
しかし、やはり得点が入らないとどうしても終盤で相手ペースになり始め、最終的には小さなミスから事故的に失点する形となり、そのまま敗戦へと繋がってしまう、悲劇的な結末だった。

選手によっては完成度は100%ではなかったと感じた選手もいたかもしれないが、客観的に見ていて、やってきたことはそこそこの完成度で出来たいいゲームだったと思う。簡単には負けないだろうという安心感はあった。

しかし、たとえ失点を抑えても、得点をして勝つというところに繋げるのはやはり難しく、結局どんな形であれ、1点でも得点できるチームがトーナメントにおいては強いんだな、と改めて思わされた。サッカーってこんなもんだな、と。

いいところまでチームが完成しても、今一歩トーナメントを勝ち抜く強さが足りない。
それは指導力の無さもあるだろうし、選手のもう1つ上の発想力の無さもあるだろう。
前々から伝え続けてはいるが、顧問の指導を理解し、やろうと試み、実現してみせるという面で、すごく気持ちのよい、指導のしがいがあるチームだと思う。
そう思うだけに、もっと強くしてあげたかった、県大会に連れていきたかったと心残りがあるし、また、指導にのっとったプレーをするだけでなく、指導を生かして顧問の予想を上回るような、あっと驚くプレーが見てみたい。
そういったもう1つ上の成長が、顧問と選手のお互いにないと、トーナメントは勝ちきれないのだと感じた。
これからのチームには、その辺りも期待していきたいと思う。

ただ、本当にいいチームだった。
本気でサッカーの話ができた。
3年生は途中足踏みもあったが、ここまでやりきってよかったと思うし、最高学年として頼もしさがあったことは間違いない。
最高学年の大きな背中を見せ続けてくれた3年生には本当に感謝したい。
1,2年生もあまりのんびりと新チーム作りをしていられないスケジュールなので、これからますます自覚と責任、自信をもって前に進んで行こう。

これからも少しでも選手たちの力になれたら、と思います。
応援ありがとうございました。