名古屋市立北高等学校サッカー部

名古屋市立北高等学校サッカー部の活動を報告します。

2022/1/8(土)支部新人vs至学館

0-5

立ち上がりは相手の勢いに押され、守備もはめきれずに引いて守る展開となった。
変則的な4-3-3のようなシステムで、2シャドーの選手とウイングの選手の入れ替わる動きに対して対応ができず、前線でパスコースが限定されているにも関わらず、勇気を持ってインターセプトをすることが出来なかった。
前の選手がパスコースを限定しているときは、例え同数になろうとも、自分のマークを捨ててでも、パスが入る相手選手のところへインターセプトまたはプレスをかけにいきたい。
せっかくパスコースが限定できているのにもかかわらず、スピードのある選手が裏へ走り出すことを恐れて前に出られなかったことが大きな敗因の一つだった。
いつも相手にパスを受けさせて、前を向かれて、ドリブルでかわされて、シュートまで持っていかれる、という流れが続いてしまった。
それでもしぶとく守り続け、後半は相手の足も止まり、こちらも空いているスペースを使ってボールを落ち着いて回すことができた。
ただ、やはり前半のバタバタ後手に回る守備で体力がすでに切れていたことが大きく影響し、後半の自分達ペースの時間帯に、疲れからミスが目立ちシュートまで行けなかった。
1試合を通してやはり、最初の守備の入り方がうまく行かなかったことが、最後までチームを苦しめる展開となってしまった。
これから総体に向けて、運動量を増やして組織的な守備の連携を高めて行かなければならない。
また、攻撃面においても、少しのプレッシャーの中でも落ち着いてパス回しが出来るような視野の広さや判断力、パスコースを作る運動量を鍛えていきたい。
これでは県大会には行けない。
これまでのトレーニングや練習試合での頑張りと、公式戦で求められるレベルとのギャップに驚き、これほどまでに勝利とかけ離れていたか、と、危機感を覚える試合だった。
選手たちにはまだまだ足りない、という危機感をもって日々の練習の強度を高めてもらいたい。
めげず、立ち止まらず、前に進み続けよう。