名古屋市立北高等学校サッカー部

名古屋市立北高等学校サッカー部の活動を報告します。

2019/10/13(日)練習試合vs旭野

A 2-0
B 2-3

今日はリーグ戦も一区切りついて、新たなスタートを新しいスタメンで望んだ一戦となったが、かなり印象のよい試合となった。
今までベンチでチャンスを伺っていた選手も期待に応えてくれたと思う。
前線の選手の動き出しの質がよく、ボールもよく収まり、2列目の選手や、サイドバックもスムーズに追い越して関わることができた。
攻撃の勢いと、運動量がよかった。
ただ、その反面、ボールロストのあとのファーストディフェンスの甘さや、後半の運動量の低下は気になった。
しかし、残念だったのは、Aで出ていた選手が、Bで出るときに、プレーの質が落ちてしまう点。
これでは簡単にスタメンが入れ替わって落ち着いてしまう。
スタメンを外されて気持ちが腐ってしまうメンタルではスタメンで出ても大したプレーは出来ないだろう。
外されたことをまず「謙虚に」受け止めること。
そして、人のせいにしないこと。
頑張っているのは当然自分だけではない。
代わりに出ている選手も当然頑張っている。
厳しいことだが、26人で11人の枠を奪い合っている以上、頑張っているのに認めてもらえないことだってあって当然である。
心が弱すぎる。
どの選手もよく努力はするため、努力を認め、後半の残り少ない時間だけでも出してあげたいと思う選手は多くいるが、「スタメンで」出ることはそんなに簡単なことではない。頑張るだけでは当然だめだ。
「実力的にはどうか」ということから目をそむけないこと。
止める、蹴るがきちんと出来なければサッカーにならない。
基本技術はどうか。
体力はどうか。
フィジカル面はどうか。
メンタル面はどうか。
スタメンを狙うつもりなら、総合力を身につけてほしい。
「頑張っているのに」と甘えている選手が多く、競争が生まれないことが非常に残念である。
自分に足りないものに、しっかり目を向けてほしい。
その上で何を頑張るべきなのか、自分の弱さはどこなのかに向き合ってほしい。
先は長い。
めげずに乗り越えてほしい。
頑張っているのは自分だけではない。
みんなだって頑張っている。
うじうじと競争に乗り遅れず、強く乗り越えてほしい。
一人一人の今後に期待。